簿記についてそれなりに

 4月末から完全独学で勉強を始めて6月に日商2級合格、11月に日商1級受験(結果待ち)。勉強はそれなりにしていたんだが、勉強法を書いてまとめるほどの技量はないのです…。


 独学で効率よく簿記三&二級に合格するための僕の方法
 http://d.hatena.ne.jp/Hash/20081219/1229690768


 結構素晴らしいまとめ。特に5番。人に聞くことあたわずな独学では自分なりのフォーミュラを作り適宜修正していくという作業は必須かと思います。またこの周辺の参考書は全体的に数字に疎い人(?)を念頭に置いているので、特に数学得意な人、理系の人は逆に微積を使わない高校物理の教科書を読んでいるようなやりづらさ*1を感じるかもしれません。そういった意味でもこの作業は重要です。


 あと10番。電卓と参考書は本当いいの買った方がいいです。日商の検定は時間に追われるような作業量はないんだけど、打ちやすい電卓じゃないと試験時、勉強時のストレスの溜まり方が半端ないです。

「2級までだと資格として見られるかは微妙」

 というのは就職活動時の話で、自身のスキルアップの成果としては結構役立つような気がします。

 ・そもそも経理のお仕事やっている人が2級を取る→箔がつく→やったね!
 ・2級を取ってから経理関係のお仕事に就職→んで?経歴は?→糸冬

 んで、そういう仕事につきたいなら日商1級か全経上級とか、税理士試験の簿記論、財務諸表論を取ってからじゃないと(取っても?)微妙だったり(基本、経験>>>資格)。


 どちらかというと、財務、経理以外のお仕事に就職するとき、付加価値として使えるのではなかろうかというところです*2。ついた事ないんで実際はどうかわからないけど(←。


・・・

 個人的な感覚としては経済ニュースで金の動きから仕訳が頭に浮かぶとかあるけど、B/S、P/Lへの関連のイメージは1級までやらないと無理なんじゃないかなーと思います。特にB/Sの純資産(資本)あたり。

*1:方程式を使わずつるかめ算をやっているような感覚とも言うでしょうか?

*2:金の流れがわかる営業とか