「彼」の話

http://www.nyasoku.com/archives/50449811.html

彼は貧しい農村の子。義務教育すら満足に受けられず、中学卒業後すぐに知り合いの誰もいない都会に就職。


ほうほうで受けた学力コンプレックス、それを与えた人間に対する復讐と見返しの為に50年を勉学と意地で生きた。
そして、彼の子。その嫉妬の裏返しとして可能な限りの英才教育を受けた後、日本有数の大学の研究室で一般には目立たないが世界に誇れる研究を行っている。



世代を超えた怨念というか…、何というか、まぁそんな人たちもいるということで。


周りの環境によって人生は決まり、そして間違いなくその「格差」というものは存在する。
絶望するのはおそらくは健全な事だろうし、「全ては自己責任」と言うのはどう考えても成功者の傲慢だろう。


それでも…その絶望の後に来る静かな意思というもの…それが大きく何かを変えるような気がしてならない。勿論学歴云々に関する前述のお話は一つの話でしかないが。




と、毎日絶望しきりの自分が言ってみる。

蛇足

36 :番組の途中ですが名無しです :06/04/26(水) 02:31:23.54 id:udrkZiWa0
どん底に落ちてやる気を無くすのは人のせいかもしれない
でも、いつまでもそこに居続けるのは自分のせい

って誰かが言ってた。納得した

155 :番組の途中ですが名無しです :06/04/26(水) 03:07:03.57 id:A9Ne/G9a0
>1
凡人はしょうがない。俺を含めて。
環境を打ち破れるのは、ほんの一握りの天才だけ。

そこまで運としてしまうなら…もう何も言いようがない。

誰かに背中を押されないと、出せない勇気もある
(君が望む永遠)