スケッチブック、第八話

　「私そんなに可愛いですか？」

　ああ、もう死ね！氏ねじゃなくて死ね！

　短編になっていない部分を、らき☆すたやみなみけのようなオムニバス形式ではなくを一本のアニメにする事の無理がちょっと祟ってきているような気もする前半部分の導入。ちと不自然。断片的なキャラクタばかり強調されると、一時期の鍵キャラと同じ池なんとか扱いされるだろう。と。この辺がアニメっていう奴の嫌いな所だ。んで中盤からは短編内容。カメラワークとか音声部分とか、色々見る所はあると思うんだけど、さらっとしか見ていないので保留。

　Ａパート：ちりめんじゃこネタのような凄く行き当たりばったりな部分は中の人が凄くいい仕事をしているような感じがした。あの空気は笑えないけど笑える。あと、空の超然性というのかな。目の前にイベントが沸いてきたにも関わらず、流されずに予定を実行するという部分が印象的。最後にベタで締めるというのは素晴らしかった。

　Ｂパート：んで、久々に素晴らしいのが来ましたよなBパート。「絵を見せてください」あたりの2人の力の動きとその裏に見え隠れする心情が見ている側にもありありとわかる。これは凄い。その他にも、様々なバックグラウンドが、シーンから読み取れるような気がする。前半部分のように断片的ではなく連続的なキャラクタ。カメラとスケッチのリンク。(後日記述)そして最後に別のルートを通った他二人との再会。ここは結構こみ上げるものがあったりして。

　登場人物にも違和感がなく、4話に次ぐ、そして5話と並ぶ超良回。

　んで、あの子はみなもたんなの？