SWAN SONG

キーワードから来られる人も結構いて、何だか悪いので短評…というか気になったところ(多分にネタバレ含みます)


・ストーリー…この「極限状況」は過去の作品をなぞっているに過ぎない、という批評は僕はそんなに好きではない。何度も見た所で、それは決して自分の体験ではない。それより、作者さんの切り口を見る方を僕は(まだ)選ぶ。だが、僕もかの批評を嫌う一方、この作品を一般に紹介する時は「教科書」と言ってしまうだろう程度には感情停止していたりする。


・ストーリー2…全体を流れるストーリーから切り離しての言葉として、名台詞が多い。っというか瀬戸口氏の言葉の書き方が好きなだけか。「尼子さんも人殺しじゃないですか」「ああ、そう思われていたのか」。「そんな神なんか絞め殺してやる」(←うろ覚え)


・長文…この居心地の悪さ。文章は台本、声は演技の舞台劇?(詳しく知らないけど)。オート設定は結構綿密にやらなければいけないと思った(若干不親切)。デフォルトだと若干遅く感じる。


・声と文章の非同期…聴いてない所も多いので全部はチェックできていないが数箇所。多分全部重要な部分。


・声…いや、素人耳にもあり得ない位上手いと思った。特に超越している方の二人(司、田能村)。前者は苛立ち部分、後者は他者への響かなさ具合(極限状態でも先生口調)。


・音楽…テーマソング。凄いとしか言いようがない。


・描写…残虐描写があまりリアルに描かれないのは意図的じゃないかなぁとも思ったりする。その極限状況にいて何か越えてしまって静かな登場人物(ドライバーズハイ?)、と静かに見ている我々。同じ「静か」でも随分な断絶だなぁと。あと血が綺麗過ぎる。粘度がない(←を。


・パッチ…充てた後、エンディング(一つ目)に不具合が起こるのは僕だけ?


・ムービー…誤植が痛い(DESGINER)


・各人については後々。


・ファインプレイ…ハッピーエンドルートのセーブサムネイル4-5。


[あとで見て知ったか具合に凹む]