ネタってこういう事を言うのか…


VIPOIR : 会社で茶髪を注意されたので「ハゲはいいんですか?」と聞いてみた。
http://nullpo.2log.net/home/sevenstar/archives/blog/vipoir/2006/05/20_145641.html


課長 vs 茶髪

反則ワザは除く



・課長の武器

  • 会社の規則(あまり厳密ではない)
  • 地位
  • 世論(茶髪で不快に思う人もいる)


・茶髪の武器

  • 性(これはフェミから反論来そうだけど実際スレで使っているんで何とも)
  • 世論(ハゲは不快である)
  • 世論(ハゲは嫌われている)

一応全部繋がってるんだけど敢えて分ける。意味はあるかどうかわからない


で、スレのシミュレーション

  • 茶髪の方のカード。「会社で茶髪を注意されたので「ハゲはいいんですか?」と聞いてみた。」

 課長、バーサク。

  • 課長の攻撃。「お客さんに失礼だろう!!!いますぐ黒くしてこい!」

 茶髪の反撃「ちゃんと頭洗ってるからきれいですよ?」

  • 課長の攻撃。「職務規程に”身だしなみを整えろ”と書いてあるだろう!?」

 茶髪の反撃「だから、頭はキレイにしてるじゃないですか?」


 身だしなみの認識違い。あくまでも茶髪の認識では「茶髪は身だしなみの乱れ」とは思っていない。(バニシュ)

  • 課長の攻撃。「そーいう問題じゃない!お客さんに失礼だろうその頭は」

 どの層を指してお客さんというかはわからないが、高確率で「茶髪の公務員という存在を忌避する」人間はいる。というわけでこの指摘は妥当。しかしバニシュが効いている。

  • 茶髪の攻撃。「いや、ハゲてるほうが失礼じゃ?」

 勿論ハゲを「忌避する」人はいる。これも妥当な指摘。但し、改善するのにかかる負荷はこちらの方が数段でかい(茶髪はすぐ直せるがハゲはそうも行かない)。どちらかというと「容姿が全てとか若さって素晴らしい。オッサン惨め」という価値観を押し付けている(個人的に思う)「醜い」言葉。

 多分ハゲの方が身だしなみが整っていないと思う人間も結構いる事が想像できるのがこの戦いの面白い所


 課長、ダメージ「!!!なんだとっ!!」

  • 茶髪、更に追い討ち「だってお客さんにお辞儀したらまぶしーじゃんwwwwww」

 あからさまな見下しの文脈。地位と年齢をそれなり以上に持った人間にはかなり効果的な攻撃。対処法としては「自分と全く違う世界にいる人間」という認識を持って「若造が何か言ってますよ」と、同じ地平に立たない事(バニシュ)

  • sub「公務員は上司にさからってもクビにならねーし。」

 実際そうか不明だが、これが本当だとすると、茶髪は「わかってやっている」可能性がある。狡猾。

  • 課長「そんなことはない!そーいうのは差別というんだ!」
  • 茶髪の反撃「茶髪がダメってのは差別じゃないんですか?」


Wikipedia -差別-より

3.正当な理由によらず、偏見や先入観に基づいて、あるいは無関係な理由によって、特定の人物や集団に対して不利益・不平等な扱いをすることを指す。

両方とも妥当。

  • 課長「おまえが自分で染めたんだろう!?」
  • おいら「そーですよ?」
  • 課長「おれは自分で薄くなったワケじゃない!!!」


多分ここ笑いどころ。多分納得させたくて言っているんだろうが「おっさん惨めの典型」。典型的負け戦

  • 課長は怒ってどっかいった。


で、課長逃亡。話を諦める。若干遅い気がするが逃げるという選択肢は妥当。

中間

両方とも、自分の土俵で戦おうとして歩み寄りが見られない。但し、課長は何故かダメージを受けている。何故か?これは一応、茶髪の言葉を自分で理解しようとする気があるから。


課長がこのゲームに負けないためには、相手のいう事を聞かず、上から地位を押し付ける、又は始めから茶髪を相手にしない。という選択。



書いていて何か絶望してきた。続くかも。