れぺちった

ようするに、カラーテレビが出て、初期に活躍した人々が現世から続々退場している、そんな時期なんだと思う。

亡くなる人の数は年ごとに代わっている筈はないんだけど、著名人が特に去年今年と多く亡くなっているように見えるのは、今が一つの時代の終わり、なんだろうなぁ。こういう言い方は好きじゃないけど。


自分もこの年になって、そろそろ、内の世界を気にする事ができなくなってきた。
日々の否応なき忙しさによって、思う事というのがなくなってくるんだろう。


エロゲーだけで夜通し語った日々。
部活でぐだぐだ過ごした他愛もない時間。
音楽ゲームというハタから見れば無価値にしか見えない「技術」。
手を出しては消えていった昔の趣味。
はてなの日々。


そういう物が僕の目の前からだんだん消えていく。次に出てくるのは老後かな。

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多分団塊の人は昔のそういう物を思い出す時期に来ているのかもしれない。
そういう人たちに何か嫉妬心を感じながら。